コーポレートガバナンス責任者
職務権限
当社は2021年5月6日開催の取締役会にて、知的財産法務部副経理の鄧茗佳氏をコーポレートガバナンス責任者に任命することを決議しました。これにより、株主の権益を保護し、取締役会の機能の強化を図る所存であります。鄧茗佳副経理は、中華民国の弁護士資格を取得しており、コンプライアンスへのサポート、情報開示の透明性の向上、当社の誠実な経営を果たすための企業文化の形成、健全な発展および運営など、コーポレートガバナンスに関連する業務を主に担当します。
コーポレートガバナンス責任者は主に、法令に基づく取締役会および株主総会の開催、取締役会および株主総会の議事録作成、取締役の選任および継続教育の支援、取締役の業務執行に必要な資料の提供、取締役の法令遵守支援等に責任を負っています。
2023年度の業務執行状況は以下のとおりです:
- 法令に基づき、取締役会および株主総会を開催。
- 取締役会および株主総会の議事録を作成。
- 取締役の研修プログラムを支援・手配。
- 取締役および独立取締役に対し、業務遂行および法令遵守に必要な資料を提供。
- 取締役および独立取締役の法令遵守を支援。
- その他会社定款または契約に定める事項。
- 取締役と管理部門、および取締役会メンバー間の情報交流・意見交換を維持。
中華民国112年度(2023年度)の研修参加状況は次のとおりです
研修参加日 |
主催者 |
講義名 |
研修時間 |
当年度合計研修時間 |
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開始日 |
終了日 |
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2023/05/11 |
2023/05/11 |
中華民国証券先物市場発展財団 |
持続可能な開発経路と温室効果ガスインベントリの導入における課題と機会 |
3 |
12 |
2023/05/12 |
2023/05/12 |
中華民国証券先物市場発展財団 |
国際金融安全監督の動向と課題 |
3 |
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2023/09/21 |
2023/09/21 |
中国企業統治協会 |
訴訟と訴訟以外 – 契約書に適切な紛争解決条項を記述するにはどうすればよいですか? |
3 |
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2023/11/24 |
2023/11/24 |
中国企業統治協会 |
コーポレート・ガバナンスの謎を解く:コーポレート・ガバナンス担当者の業務実践 |
3 |
推進事項
- 誠実な経営
誠実で倫理的な行動を実践するために、当社は2021年にオフライン・オンライン研修コースを開催し、管理職及び従業員全員を対象に、誠実な行動に対する意識向上を図ろうとするとともに、誠実・倫理に関する内容を新人研修の必須内容としています。
- 営業秘密
企業秘密は、従来から会社が重視してきた重要事項であるため、社内外への周知はもちろんのこと、新入社員教育研修においても企業秘密の概念を取り入れ、広報活動を強化しています。2023年には捜査局に協力する予定。 営業秘密に関する教育訓練を3回実施する。さらに、会社は機密情報の管理手段も確立しており、機密情報のラベル付けと保管方法の指導と実施を強化しています。
- 知的財産管理
従業員の知的財産に関する基礎知識を強化するため、知的財産に関する基本的な考え方や、紛争等が発生した際に社内の関係部署に求める情報についての内容を2022年より新人社員の教育・研修に盛り込んでいます。また、定期的に特許出願教育や特定の担当者向けの研修を実施し、知的知識や金融知識の普及を図っています。